みなさん、こんにちは♪
海水浴大好き、夏女のライターすずです。
毎年、下田市の海水浴場へ行っていましたが「船でしか行けない秘密の浜がある」という情報を聞き、
南伊豆町のヒリゾ浜へ行って来ました。
青い空、青い海、白い雲
伊豆半島の先端。
しずふぁん!!ライターOGまるちゃんが、レポートしていたジオパークの記事に出てきた写真に雰囲気が似てる。
目指している中木(なかぎ)港付近には、海底火山の噴出物を貫いて上昇してきた「火山の根」とマグマが冷え固まる際に
収縮してできる柱状の岩「柱状節理」の迫力ある景観が広がっています。
火山の地下には、地下深くからマグマが通ってくる道があり、このマグマの通り道が地殻変動などで
隆起して地表に姿を現したものを「火山の根」と言います。
伊豆半島ジオパークとは。
「ジオ」とは、ギリシャ語で「地球」や「大地」を意味する言葉。
ジオサイトとは、地球活動の痕跡が特徴的に表れている地形や地質を指す言葉で、
ジオパークは、 地質学や地球科学の見地から重要とされる地層・岩石・地形などを重要な遺産と考え、
保護と活用を図る「大地の公園」を示します。
本州で唯一、フィリピン海プレートの上にのっている伊豆半島。
かつては南洋にあった火山島や海底火山の集まりで、プレートの北上に伴い火山活動を繰り返しながら
本州に衝突し誕生しました。現在も火山活動や地殻変動が続いており、これによって豊かな温泉や日本一深い駿河湾、
変化に富んだ地形をもつ魅力的な半島が作られています。
(※伊豆半島ジオパークHP参照)
浜渡し受付
中木港に到着!車を駐車場に停めて、ここからは船に乗ります。
ヒリゾ浜には売店やトイレなどがありませんが、行きたい時は船で港まで連れてきてくれます。安心です。
浜渡しは、数隻の船が5~10分おきに中木の港とヒリゾ浜を行き来していて、
乗客が5~6人集まればすぐに出航してくれるため、ほとんど待ち時間もありません。
シュノーケリングスポットとしても有名なヒリゾ浜。高橋さんにオススメポイントを聞くと
「浜の目の前の小さい島をぐるーっと1周するのがいいですよ。魚もいっぱいいるからね。」
島を1周・・・、泳げるかな?
ヒリゾ浜までは、あっという間。2~3分で着いちゃいました。
ヒリゾ浜へ上陸!
ヒリゾ浜は砂浜ではなく、石や岩がゴツゴツしています。
たくさんのテントがあり混み合っていました。さすが夏休み。
フナ虫をみせてくれたのは、西東京市から来ていた乾太くん(5歳)。
おばあちゃんと一緒に、海藻やヤドカリなどいろんな生き物をとっていました。
今日の為に購入したという黄色いライフジャケットがカッコイイ!
「インターネットでヒリゾ浜を知り、横浜から来ました。」という宮沢さん。
ご夫婦かと思いきや、奥さんの妹さんだそう。奥さんはテントで一休みしていました。
石や岩が多く遠浅だから、たくさんの海の生き物を発見できそうですね。
水着に着替えてシュノーケリング。どんな魚がいるのかな?
地元の人の話では、クマノミもいるそう。楽しみ~。
近くの岩場に立ち、下をみると足元には魚がいっぱい。
水族館で泳いでるみたい。
潜ってみると、さらにいろんな魚が見えます。なんて透明度の高いキレイな海なんだろう。
私の水中カメラが古いため、うまく撮れずにごめんなさい。
しばらくゆっくりと海中を漂っていましたが、この日の水温は24℃。寒さに耐えきれずキブアップ。
クマノミ見れなかった~残念。
ヒリゾ浜
地球の歴史が作った不思議な地形の浜。
静岡県内に、シュノーケリングでこんなに沢山の魚がみれる場所があるなんて知らなかった。
今度は、島を1周してクマノミを見つけたいな。
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※この記事は2013年8月に公開しました
ヒリゾ浜『浜渡し』
所在地:賀茂郡南伊豆町中木 中木港
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期間:7月7日~9月30日
営業時間:8:30~16:30
料金:大人1,000円、小人500円
HP:http://www.nakagi.jp/