猛暑が続いていますが、みなさん夏バテしていませんか?
正直バテてるライターゆっきぃです。
こんな時は冷たいものが食べたくなりますよね?
しずふぁん!!では数々のジェラートを取り上げてまいりましたが、
なにやら、沼津市戸田(へだ)の旅館の女将さん達が考案したジェラートがあるとの情報をゲット。
これは調べてみるしかない!(あわよくば食べたい。)
▲戸田温泉旅館組合 女将の会(静岡県漁業協同組合連合会 あけぼの会)のみなさん
女将さん達にお話を聞きました。
海のほてる いさば 女将 川合克枝さん
磯味の宿 魚庵ささ家 女将 笹原千恵美さん
味わいの宿 ときわや 女将 尾鷲三千代さん
磯割烹の宿 山市 女将 山田千枝子さん
御宿 きむらやつわぶき亭 女将 木村福代さん(左上より時計回り)
みなさんは、生れも育ちも沼津市戸田、生粋の戸田っ子です。
女将業の傍ら、観光に重点を置き、戸田温泉のPR活動や、色々なテーマに沿って勉強会をしたり、
情報交換の場をもち、戸田を活性化する為に日々活動しています。
活動の一環として、戸田塩を使って何か出来ないかと考えた時に、
「戸田の知名度を上げたい!という挑戦の意味を込めて作られたジェラートなんです。」と笹原さん。
和のイメージを大切に、女将さんのイメージを合わせ、戸田の海を表現したデザイン。
以前しずふぁん!!で七宝玉子焼の取材でお世話になった『たまご家 柚子庵』の
齋藤さんは戸田出身で、女将の会の笹原さんの同級生なのだそうです。
戸田愛いっぱいの齋藤さんの経営する柚子庵で戸田塩ジェラートが製造されています。
柚子庵がアイスクリームの販売をを始めて16年。
静岡県内外の企業とコラボしたいろいろなジェラートを販売しています。
この写真はほんの一部ですがまだまだたくさん種類があるそうです。
色とりどりでキレイだなぁ~。
小学生時代に集めていた缶バッジを思い出しました。
それでは本題に戻ります。
沼津市戸田で作られている塩です。
この塩をいったいどうやって使うんだろう。という疑問が生まれました。
そのままパラパラかけてあるの?それとも、そのままアイスの生地に入れているの?
この日は、特別に作って頂いたので、塩を混ぜる過程を見ることができませんでしたが、
「塩はね、水で溶かして、海水に戻すんだよ。」と教えてもらいました。
なんでも、そのまま使うと塩味が強すぎてしまうのだとか。
子どもから年配の方まで食べる事ができて、もう一度食べたいと思ってもらえる味にするのにとても苦労したそうです。
ベースを入れてから約5~6分。
出来上がったジェラートが勢いよく出てきますよ~。
ちょっと写真だと分かりづらいですが、ジェラートは真っ白ではないんです。
戸田の海をイメージして薄いエメラルドグリーン!なんとも爽やか。
戸田の特産品と言えば、タカアシガニを代表する海産物が有名です。
海産物以外で戸田の魅力を出せる商品は何かないかと考え、
「戸田の味覚として定着している戸田塩を使ってみたらどうか」と思いついた。
女将の会で戸田の観光協会とのやり取りなどをしながら、販売ルートを作り、2008年に『戸田塩じぇら~と』が完成。
スルッとスプーンが奥まで入ってしまう程やわらかい。
出来たてのジェラートを溶けないうちに・・・贅沢にいただきます!
どんな味がするのかな~。
見た目はとっても甘そうなのに、甘さは控えめ。
1口食べるとサラリと溶けて口の中に爽やかさが広がります。
1度食べたらクセになる甘じょっぱさ。
ミント!?って思うくらいスーッと爽やかな爽快感。
あっという間に1個食べきってしまいました。おかわりしたい・・・
私が食べた戸田塩じぇら~との他にも、西伊豆特産の桜葉を使った『戸田塩桜じぇら~と』も
販売中です。今度は2個一緒に食べたいな。
戸田塩ジェラートは戸田地区のコンビニ、旅館などで販売中です。
また、戸田地区の飲食店でも食べる事ができます。
最後に、女将さん達に戸田のいい所を伺ったところ、
「やっぱり戸田から見る富士山は最高だよ~!」と教えてくれました。
今年の夏休みは戸田に出掛けてのんびりと過ごしてみよう。
、
、
、
、※この記事は2013年7月に公開しました
、
『たまご家 柚子庵』
【本店】
所在地 静岡県富士市松岡1623-2
TEL 0545-60-7173
定休日 日曜・祝日
営業時間 10:00~
【清水店】清水魚市場 河岸の市まぐろ館内
所在地 静岡県静岡市清水区島崎町149番地
URL http://www.yuzu-an.com/
『沼津市戸田観光協会』(戸田塩ジェラート問い合わせ)
所在地 静岡県沼津市戸田289-12
TEL 0558-94-3115