みなさん、こんにちは!!
自転車が好きで、クロスバイクを購入しましたが最近あまりの乗れていないライターすずの新企画、
静岡県「自転車の旅」を始めることにしました。
誰もが楽しめるレンタサイクルで、静岡県内のサイクリングスポット(すずセレクト)を旅したいと思います。
記念すべき第1回目は、JR「清水駅」からマリンロードを通り三保の松原まで行って来ました。
『清水駅前銀座商店街』にて自転車をレンタル(100円)し、いざ出発!
ヨットがいっぱい泊まっている港は、なんだか外国の港街みたい。
海を覗くと、熱帯魚のようなキレイな魚が泳いでいました。
清水区の港に、南国のような魚がいるんですね。
空が高い
エスパルスドリームプラザに来たことはあったけれど海沿いに出た事がなく、公園があることを知りませんでした。
お散歩しても気持ち良さそう。少し歩いた所には、遊覧船乗り場があります。
観覧車の横を通り、自転車専用の道へ。
歩行者用と自転車用の道が、ちゃんと分かれています。
しっかり整備されているので、走りやすい。幅が広いので対向車が来ても安心。
道の真ん中には、ライトや標識がありますが、なかなか凝っています。
他にもヨットやカモメなどが、ありました。お花もキレイ。
清水といえば『羽衣伝説』。実は、最近まで羽衣伝説を知りませんでした。
羽衣橋も初めて通り、ちょっと感激。
雲に乗って、羽衣が風になびいてる。こんな風に舞い降りてきたのかな。
【羽衣伝説とは】
三保の村に伯梁(はくりょう)という漁師がおりました。ある日のこと、伯梁が松の枝にかかっている美しい衣を見つけて
持ち帰ろうとすると、天女が現れて言いました。「それは天人の羽衣です。どうかお返しください。」
ところが伯梁は大喜びして返す気配を見せません。すると天女は「その羽衣がないと天に帰ることができません」
と言って泣き出しました。伯梁は天上の舞を見ることを条件に羽衣を返しました。
天女は喜んで三保の春景色の中、羽衣をまとって舞を披露。やがて空高く天に昇っていきました。
※静岡市HPより引用
屋根のあるベンチがあったので、いったんここで休憩。
天気が良くとても暑かったので、ペットボトル(500ml)を4本も飲んじゃいました。
これだけ晴れていれば、三保の松原から富士山が見えるかな?
三保の松原の入口まで、長い『神の道』が続いています。
自転車を下りなければ通行できないので、ここからは自転車を押しながら歩いて行きます。
歩く事約10分。ついに三保の松原に到着。
羽衣を持った白梁(はくりょう)がいました。天を見上げて、何を想っているんだろう。
この松に、天女の羽衣が掛かっていたと言われています。
残念ながら、今は古松から新松に世代交代しています。
楽しみにしていた三保の松原からの富士山。
ジリジリと照りつける太陽の中、がんばってここまで来たのになぜ・・・
晴れていても富士山が見えないことがあるんですね。
ふと周りを見渡すと、釣りをしている人がいました。
何を釣っているのか聞いてみました。
「メジナを釣っているんだよ。」と奥崎さん。
カラフルな網の中にはメジナが。
「今日は、フグばっかりで全然釣れないよ。」
近所に住んでいるので、ほぼ毎日この場所で釣りをしているそう。
こんな景色のいい場所で釣れる魚は、普通の魚よりもいっそう美味しいんだろうな。
日が暮れてきたからそろそろ戻ろうかな。
帰りは松林を通り、海岸沿いへ。
海岸沿いに出ると、まっすぐな道が続いています。
潮風が吹いているせいか、涼しくなってきました。
海を眺めながら走る、サイクリングロードは気持ちがいい。
夕方、羽衣橋を通ると天女が天へ昇って行くようでした。
私も帰ります。
富士山が見えなかったり、思い通りに行かないところもあったけど、車とは違って細い海沿いの道も通れるし、
普段気が付かないモノを発見したり、やっぱり自転車は楽しいな♪と再確認した旅でした。
ぜひ、ライターすずのサイクリングロード走ってみて下さい。
また、「ここの道は楽しいよ!」とか、「この道走ってみて!」という道があったら教えてくださいね。
【静岡・自転車の旅 コース1】
※この記事は2013年7月に公開しました
◆レンタサイクル情報◆
清水駅前銀座商店街の中に数ケ所、レンタサイクル用の自転車が置いてあり、その目の前のお店で借りることができます。
詳しくは下記へお問い合わせください。
『清水駅前銀座商店街』
所在地:静岡市清水区真砂町5-22
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TEL: 0543-65-9206
HP:http://www.siz-sba.or.jp/eggs/