寒い日って空気が澄んでいて気持ちいいですね。
紅葉を見ながら散歩を楽しもうと、河津町へやって参りました。
珍しく食べもの以外の話題で登場してみました。ライターゆっきぃです。
こんな気持ちのいい日は、のんびり散歩に限る!
新しい発見を求め、河津七滝(かわづななだる)めぐりにやってきました。
ライターすずと一緒にいった『わさび園かどや』もすぐ近くにありますぞ!
河津七滝遊歩道をのんびり歩いていると、燃える様に色づく木々がお出迎え。
見上げると、モミジの葉が光で透けて綺麗なんだな~これが。
滝をめぐりながら紅葉を楽しむお客さんで賑わっています。
以前、しずふぁんOGライターしろっしぃ~が挑戦していた「願い石」では・・・!
投げたい・・・観光に来ていたカップルが2人揃って仲良く投げている中で、1人で挑戦する勇気はなく断念。
次に来るときは絶対投げるんだもん。うん、絶対。
さてさて、ワタシがやってきたのは河津七滝の1つ『初景滝(しょけいだる)』です。
勢いよく流れ落ちる水の音でなんだか元気になったよ。
水の色が絵の具のような透き通るブルーに輝いていました。
そういえば、ここに来る途中に気になる看板があったな。
とってもユニークな看板が気になってしょうがなかったワタシ。
看板も気になるけど、メニューも気になる!これは行ってみるしかないよね。
隠れ家という言葉がピッタリ(?)。ワクワクしながら石階段を上ると、竹林に囲まれたお店を発見!
『竹林の隠れ家レストラン ひぐらし』(以下ひぐらし)です。
さっそく中へ入ってみましょう。
▲ ご主人 中村武さん、中村息吹(いぶき)ちゃん、中村華織さん(左から)
ひぐらしは、福島県の南会津町にあった馬小屋を2棟譲り受け、
武さんと華織さんが2人で10年かけてセルフビルドし、2003年にオープンしました。
なぜ河津町に移築しようとしたんだろう?
「伊豆が好きで、よく旅行で来ていたこともあり、
この土地に建てることにしたんですよ。特に川が気に入っているんです。」と武さん。
息吹ちゃんの名前は、周りに見える山々を見て決めたのだそうですよ。素敵だな~。
※セルフビルドとは・・・自分で自分の家を建てる事
ひぐらしの建物内に武さんの作品を観賞することができる『肉月美術館』が併設されています。
(別途料金がかかります。)
武さんが今まで生きてきた中で見たこと、聞いたことなどを思うままに表現した作品の数々。
独特の手法で描き上げた作品からは、パワーが溢れ、不思議な世界感に心を奪われます。
ワタシが気になっていた七滝遊歩道沿いの看板も、武さんが描いたものなのだそうです。
なるほど~。納得しました。
歩き回って小腹が空いちゃった。
という事で、建物の2階へ移動。窓の外を覗くと竹林が見えて、とってもいい雰囲気ですよ。
ひぐらしでは、地元の食材ににこだわった色々なメニューを食べる事ができます。
釜で炊いたごはんや、うどん、お店のすぐ上の炭窯で手作りした自家製の竹炭を使い、七輪で食べる竹炭七輪膳、
ニューサマーオレンジのジュース、自家製ジャムを乗せたデザート・・・どれも気になるけど、
「せっかくだから看板にあったメニューが食べたいな~♪」
地元で採れた栗で作った栗渋皮煮を注文しちゃいました。
栗の実が1つ1つとっても大きいよ~。おいしそう!
ふっくらと柔らかい栗の実。とっても甘~い。
ほろ苦い抹茶を一緒に飲むととってもおいしいんだな~。
ひと口で食べたらもったいないから、ちょっとずつオシャレに食べました。
建物の雰囲気が、なんだか懐かしい気分にさせてくれますね。
時間を忘れて栗を食べました。
「今ね、道を作っているんだよ。」と武さんに連れられ店の外へ。
何でも作れるんですね。出来上がりが楽しみだな~。
「次は友達を連れて、ゆっくり河津を散策しながら来ます!」と約束しました。
通年食べられるという「滝うどん」と夏季限定の「やたら滝うどん」。
いったいどんな風に「やたら」なのか!
夏になるのが楽しみだな~。
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、※この記事は2013年12月に公開しました
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『竹林の隠れ家レストラン ひぐらし』
所在地 静岡県賀茂郡河津町梨本1112-4
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TEL 0558-36-8505
営業時間 9:00~17:00
※ご予約頂ければ夜も営業します
定休日 不定休
URL http://7daru.com/
『肉月美術館』
(入場料)
一般 700円
小・中学生 350円
レストランご利用の方 500円