寒さにすこぶる弱いので、出来れば春まで冬眠したいと毎年思っている、ライターきゅうです。
冬の一大イベント、クリスマスに向けて、気分を盛り上げていこうと、浜松市北区の「里の家」で行われた、
「森の恵みのリース作り」に参加してきましたよ~。
数年前まで空き家だった築120年の古民家をリフォーム。代表の加藤正裕さん一家が暮らしながら、
里山の暮らしや畑、田んぼ、森などで様々な体験できる場所「里の家」として運営しています。
ただいま~!と、おばあちゃんの家に遊びに来たような懐かしい気分。
カマドや井戸、納屋などもあるんですよ。
佐藤恵さん(上写真)は10年以上ドライフラワーのアレンジメントに関わり、
普段はドライフラワースクール「リベリュル」の先生。「森の恵みリース」の作り方を教えていただきます。
今日は、近くの森でリースの材料を自分で見つけてくる予定でしたが、少し雨が降っていたため、
材料を用意しておいてくれました。
里の家の土間で製作開始です。まずは山から集めてきたフジヅルを何十にも丸めてリースの土台を作ります。
意外に硬くて、丸めるのが難しい。佐藤さんに手伝ってもらいながら丸めます。
ツルを巻き付けるようにしていくと上手くいくそう。
何か他のモノも作れそうなフジズル。今度山に行った時に採ってこようかな。
参加していた、塚本千洋さん。今日のリース作り、とても楽しみにしていたんですって。
もう飾る場所も決めているそうです。
最初の目標では小さめのリースと宣言していたのに、何だか大きくなってきちゃった~。
この後、リースの土台にヒノキの葉を針金で巻きつけます。
ヒノキの葉って見たことありますか?コチラです。
庭のヒノキの葉を拝借してリースに使いますよ!園芸品種のヒノキなので、木自体は大きくはならないそうです。
ヒノキって木材になった木の部分しか知らなかったので、葉がリースに使えるとは思いませんでした。
木の部分も良い香りですが、葉の部分はまた違った香り。作りながら、癒されモードです。
針金で土台に巻きつけます。一定量の葉をずらしながら付けます。一定量に出来ず、苦戦中の私。
里の家代表の加藤さんの息子さんも参加、小学5年生のたっくん。手際がイイ!
リース作りの横で、加藤さん(上写真)がキッチンに立ってお昼ご飯を作っています。
その姿があまりにも自然すぎて、自分の家にいるような感覚に。
リラックスしたゆったりとした時間が流れます。
ヒノキの葉を付け終わったら、場所を移して、居間で飾り付けをしますよ。
ちゃーちゃん(猫)も待ってましたとスタンバイ。
「自然の素材を使って作る」がテーマ。松ぼっくりや木の実、樹の皮や枝を使って飾り付けします。
素朴で飽きのこないリースを目指して頑張るぞ~!
松ぼっくりやリボンは、針金を通して土台にくくりつけ、木の実や木の皮は
クルーガン(樹脂を熱で溶かし、接着する道具)を使って留めます。
飾り付けは楽しい!
ドライフラワーをまとめてテープでクルクル。2人ともハマッてクルクルしてます。
赤い南天の実や白いカワラ母子草(ボシソウ)をアクセントにすると良いとのアドバイスをもらい、
飾ってみました。南天の実も庭から取ってきたものなんですよ。
ボリューム感たっぷりのモンスターのようなリースを、佐藤さんがバランス良く剪定してくれました(上写真)。
やはり佐藤さんの手が加わると、急に形が整って、見違えます!
出来上がり!
何とか形になりました。ナチュラルな感じに出来ているかな?
同じ材料でも、様々なリースが完成しました。
体に似合わず、大きなリースになった私。どこに飾ろう?帰り道で考えよう。
身近にあるものを使って、こんな素敵なリースが作れるなんてスゴイなぁ。
無いものは買えばいいかな、なんて思いがちなことを反省。
ヒノキの葉の香りに癒され、木の実や葉や枝など様々なモノに触れる。
里山の自然の豊かさを感じ、自分の近くに沢山の宝物がある事に気付いたリース作りでした。
また、来年も参加してみたいな!
※この記事は2013年12月に公開しました
『里の家』
所在地:浜松市北区都田町1642
大きな地図で見る
TEL:090-8540-6860
定休日:HPのスケジュールカレンダーをご覧下さい
営業時間:HPのスケジュールカレンダーをご覧下さい
URL:satono-ie.org/
『リベルリュル』
所在地:浜松市東区植松町257-10
大きな地図で見る
TEL:053-545-7887
URL:www.libellule.jp