「風邪をひいたら柿を食べなさい!」とよく祖母に言われていました。
風邪をひいても気付かない(?)健康だけがとりえの、ライターゆっきぃです。
伊豆の国市で「天野柿(あまのがき)」と呼ばれる柿を育てている農家さんがあるということで、
柿生産農家『菊地農園』におじゃましました。
うわ~!柿がいっぱい♪
元治さんは美智代さんの叔父さんで、柿作りの師匠なのだそうです。
元治さんは「菊地農園」で美智代さんは「天野柿農園」でそれぞれ天野柿を作っています。
宜しくお願いします!
この日は、なんと『FMいずのくに(87.7MHz)』スタッフの大楠尚子さんも取材に来ていました。
心強いな。自転車に乗った奥様に「いつも聴いてます~!」と声を掛けられる大楠さん。
しずふぁん!!も「いつも見てます~!」って言われるようにがんばらねば!
絵に描いたような写真が撮れました。(?)
さて、本日のメイン、天野柿の話に戻ります。
伊豆の国市の天野地区で育った柿の事を天野柿と呼びます。
品種は、次郎柿(じろうがき)・富有柿(ふゆがき)。
だいたい12月初旬まで収穫されます。
温暖な気候と天城山からの冷たい気流が流れてくる、恵まれた土壌で育っている天野柿。
「寒暖の差が激しいほど柿はおいしく育つんだよ。」と元治さん。
戦前には、皇室にも献上されていたという歴史ある柿なのです。
「木によってね、柿の味が違うんだよ~。柿の木はね、人間と一緒。でっかいのもあれば、小さいのもある。」
とニッコリ笑う元治さん。
柿の実に、日光がたっぷり当たるようにと、話をしながら葉っぱをむしる元治さん。
日光が当たれば当たるほど甘くなるんだって~。我が子を育てるかのように柿を育てているんですね。
12月の初旬まで収穫できる天野柿。今が旬の果物なのです。(取材時11月下旬)
美智代さんに贅沢な食べ方を伺うと、
「やっぱり採れたてを食べるのが1番かな~。」との回答が!
「ワタシも食べてみたいです!」
「色が濃いのを探してごらん。」と元治さん。
どれもいい感じに色づいていたけど、「コレだ!」と的を絞り手を伸ばします。
パチン!と枝切りバサミを使って収穫します。
昔、ハシゴを使って柿の実を採ったことがあるけど、菊地農園の柿の木は背が高くならないように育てているから
背が低い私でも手が届くところに柿があって、簡単に収穫できたよ~。
美智代さんに教えてもらった通りにズボンで柿の表面をフキフキ。
すると・・・
磨けば磨くほど光るそうです。ずっしり重たい天野柿をゲット!
なんだか宝石みたいだな~。
眩しいくらいオレンジ色に光っていますね。
大きく口を開け、皮ごとガブッ!
「ん~!甘~い!」柿をほおばったまましゃべるワタシ。
皮ごと食べたのは初めて。ぜんぜん渋くない!
「1つの枝に柿が1~2つくらいになるように調節しています。」と美智代さん。
なるほど~!だから1つ1つが甘く、大きく育つんですね。
美味しい柿に夢中の大楠さん。採れたての柿の味はいかがでしたか~?
柿は、ビタミンCが多く含まれているから風邪にも効くし、酔い醒ましにもいいんだって。(美智代さん談)
これからもっと寒くなるし、忘年会とか飲み会も増えるから天野柿を食べて乗りきろう!?
美智代さんが天野柿と富士山がキレイに見えるスポットを教えてくれました~!
伊豆の国市のリバーサイドパークからの眺めです。
この日は残念ながら見ることはできませんでしたが美智代さんが撮影した写真を頂きました。
次は見れるといいな~。
美智代さんが勤める伊豆の国市の『LAPIS-LAZULI(ラピスラズリ)』で天野柿の販売、加工をしています。
天野柿ジャムや、フルーツソース、ドレッシングなどの商品がありますよ~。
天野柿や、天野柿シリーズはLAPISU―LAZULIの店舗『伊豆の国本舗』で購入する事ができますよ。
どれも気になる!
「とってもおいしい天野柿をもっともっと知ってもらいたいです。」と美智代さん。
天野地区の人たちに守り続けられてきたこの味がずっと受け継がれますように。
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、※この記事は2013年12月に公開しました
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『菊地農園』
所在地 静岡県伊豆の国市天野493
TEL 055-948-1980
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『伊豆の国本舗(LAPIS-LAZULI)』※こちらで購入できます。
所在地 静岡県伊豆の国市田京271-33
TEL 0558-76-4518
フリーダイアル 0120-76-5634
URL http://www.izunokunihonpo.jp/
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