みなさん、こんにちは。
省エネ対策のため、去年はゴーヤ植えました。今年も挑戦したいと考え中のライターすずです。
毎日、少しずつ育っていくゴーヤを見ていると、植物の力ってすごいな~と実感します。
そんな私、「浜松市は日本のモザイカルチャー発祥の地」の文字を見ました。(浜松市HP)
そこで、モザイカルチャーがあるという周智郡森町の『ワンダーガーデン』にやってきました。
ところでモザイカルチャーってなんだろう?
ワンダーガーデンの小池真太郎さんにお話しを伺いました。
「モザイカルチャーとは花や緑を組み合わせて、色や特徴を生かしながら形にする作品なんですよ。
いつでもモザイカルチャーを見ることができる日本で唯一の施設なんです。」
入口の2匹のワンちゃんはモザイカルチャーだったんですね。
「園内では、総数約20万株で植え付けたモザイカルチャーを展示しています。
モザイカルチャーに使用する植物の展示や販売もしているんですよ。」
ゾウの胴体部分はフサフサの草、口の中や鼻の先には花のような植物が。
温室の中には小さいお花畑のように、苗が並べられていてキレイ。
あれ?よく見ると、これって花じゃない。
花のように見えていたのは、多肉植物。
多肉植物といえばサボテンのイメージが強かったけど、こんなに色んな種類があるなんて知らなかった。
バルセロナ(スペイン)の『グエル公園』にあるガウディのトカゲをモザイカルチャーで表現。
今にも動き出しそうなトカゲ。
口の中はどうなってるのかな?
近くでみると、 歯が生えています。
「この歯はリトープスという脱皮する多肉植物なんです。1年に1回、脱皮して増えていきます。」
植物なのに脱皮するんですね。付け根をよーく見ると皮のように剥けているのがわかります。
1つが2つに、2つが4つに、細胞分裂のようですね。
大きな恐竜発見!!植物で作られているのに、迫力があります。
1つ1つ生きている植物で作られているからかな?
屋外のモザイエリアから中央温室へ入ると、花がいっぱい。
「サンパチェンスは日陰の影響をあまり受けず、夏から秋までの長い期間楽しめる花なんですよ。
鉢植えの場合は60cm、露地植えでは1mもの大株になり、華やかで育てやすいので人気があります。」
1株植えるだけで、庭が一気に明るくなりそう。
ライオンを修復している山本さん。
「レンタルに出していたライオンを直しているんですよ。」
ハゲているように見える部分は、弱った植物を抜いた部分でした。
「モザイカルチャーには土台があり、そこに穴を開けて植物を植えこみます。補修するときも同じように植物を
穴に植え付けていきます。」
育てた植物を動物の形にカットするわけではないんですね。
「木をカットしたり、針金や枠型を利用して動物の形にしてあるものは、トピアリーといってモザイカルチャーとは
作り方が違うんですよ。」と小池さん。
そうだったんですね。私が遊園地などで見かけるタイプはトピアリーだったんだと気が付きました。
モザイカルチャーのような大きなものは作れませんが、「多肉植物寄せ植え体験」をしてみました。
好きな鉢と多肉植物を選んで植えていきます。
季節にもよりますが、150~200種類の多肉植物があるので、迷っちゃうな。
悩んだ結果、選んだのは赤色が鮮やかな「火祭り」、緑の玉がついた「グリーンネックレス」、
名前もかわいい「猫の手」など。
バランスを見ながら、小池さんのアドバイスを受けながら植えていきます。
初めてにしては、なかなか上手に出来た!(自画自賛)
手の中に納まる大きさだけど、気分だけは大作を作った満足感。
植物で何かを作るって楽しいですね。今度は、大きな作品にもチャレンジしてみたいな。
紹介しきれなかった、もっと大きなモザイカルチャーの展示もあるので、自分の目で確認してみてね。
コンクリート造りでは味わえない躍動感のある生き生きとした作品がいっぱいですよ。
※この記事は2013年7月に公開しました
『ワンダーガーデン』
所在地:周智郡森町中川1111-1
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TEL:0538-38-9588
定休日:月・火・水休み(祝日の場合は営業)
営業時間:(4月~10月) 9:30~16:30 (11月~3月) 9:30~16:00
入館料:大人500円、小人300円、3歳以下無料
HP:http://www.m-crafts.net/wonder-g/index.html
※モザイカルチャーの展示の他に、モザイカルチャーのレンタル、多肉植物、花、鉢の販売も実施
ワンダーガーデンでは、モザイカルチャーの展示の他に、モザイカルチャーのレンタル、多肉植物、花、
鉢の販売もしています。
詳しくはHPでご確認ください。