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気軽に楽しめるカヤックin狩野川  

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心霊スポットと呼ばれる場所には行けるけれども、実は小心者のライターげんです。

沼津市の狩野川を満喫することができるお店があると聞き、『Lot.n(ロットン)』にやって来ました。

1
▲ 店の外にカヤックが

『Lot.n』は昨年(2013年)の9月にオープンしたばかりのお店です。
狩野川をどう満喫できるのか、楽しみですね~。

2
▲ 沼津のアウトドア魅力発見人

(良い意味で)何かしでかしそうなこの人が、『Lot.n』代表の平田百彩(もか)さん。

「沼津は街って言うけれど、 海や川、山など自然がとても近い立地で、恵まれた場所なんです。
駅から歩いて30分以内で、遊べる海、山、川に行ける街って、意外に少ないんですよ。街中を流れる狩野川で
もっといろいろできないかな〜、バーベキューとか最高のロケーションじゃねーかなー・・・って思っていたんです」

ちょうど狩野川周辺の階段堤で行われていた、河川のオープン化社会実験事業のことを知り、
沼津市の公募事業に応募。
狩野川でのバーベキューが実現したのでした。

「気が付けば実行してました。」と笑う平田さん。

「特に夜がいいですね!遊歩道のライトアップが川面に映って綺麗だし、運が良ければ、近くにあるホテルの
結婚式のオプションで打ち上げられる花火がドカーンって来て、それはもうっ、て感じです!」

※狩野川河川敷で無許可のバーベキューは原則禁止されています。

 

3
▲ 富士山グッズもたくさん!

「それだけじゃなく、店内には県内で活躍しているデザイナーが作った富士山グッズから
地元農家が作った美味しいジャムまで、県東部を中心とした魅力溢れる商品もあるんですよ!」

しずふぁん!!でも取材した、池ヶ谷さんの『Fuji T』もありました。
ここに来れば、今まで知らなかった新たな静岡県グッズを発見できるかも!

「他にも沼津市を中心としたワークショップも開催しています。とにかく色んなことをやっていますね~!」

4
▲ 今回、カヤックを教えてくれる 野中こずえ さん

せっかく来たんだし、これは何か体験しなければ損だと思い、カヤック体験をすることに。
普段、見ている狩野川で遊ぶことができるなんて、ちょっと興奮です。

「全力でレポートしてきますよ!」と元気よく言った時、この後訪れる自分の無様な姿を想像することは
できなかったのです・・・。

5
▲ 橋と橋の間を行き来するコースを楽しみます

まずは、カヤック体験について説明を受けます。
「事前に皆さんにお伝えしていることですが、水に落ちてしまった時、身動きが取りづらい服装は危ないので、
止めてくださいね。動きやすいスポーツウェアで来るようにしてください。」と野中さん。

6
▲ 運搬も体験のうちの1つ

カヤックは狩野川まで自分の手で運びます。
ほんの2,3分程度で到着!

「昨日の雨で増水しちゃってるね~、今日は流れが急ですね~。」と言う野中さん。
「本当ですか!」と笑いながら言ったものの、だんだん不安になってきました。

7
▲ 「ドボン」という言葉を聞くたびに、緊張感が増す

準備体操をして身体をほぐした後、カヤックの漕ぎ方を教えてもらいます。
「水をパドルのブレード面でしっかりキャッチして漕いでください。間違った角度で入れちゃうと、
ドボンしちゃいますんで気を付けてください。」

ドボン・・・、その言葉を聞いた途端に緊張感が増してきました。
実は、ワタクシ、泳げないのです!

「まぁ、大丈夫ですよ!今まで落ちた人はいませんから!」と笑う野中さん。
さり気なく、ハードルが上がりました。

8
▲ ビビりながらも無事乗船!

レクチャーも終わり、いよいよ乗船!
この時「(手を)離しました、え?離しました?!」と、まるで自転車に初めて乗る子どものごとく、パニックに。
相当、ビビりなんです・・・。

そしてその様子を撮影していたライターいなは、「早くドボンしなかな~、ドボン。」とずっと思っていたそうです・・・。

9
▲ 落ちないかビクビクしながら漕いでいます

いよいよ出発!
まずは上流に向かって、漕いで行きます。

「普段見ている狩野川ですけれど、川の視線になって辺りを見てみると、また違って見えませんか?」

そう、です、ねっ・・・!
川にドボンする恐怖心と普段運動をしないことが相まって、カヤックの操縦に必死!

ライターいな、爆笑。

▲ 説明中に流されていく(上動画)

カヤックの操縦に不安を持つ人でも安心!
しっかり野中さんがサポート、アドバイスをしてくれます!

「しっかり水の中にブレードを入れて漕ぐと、1回の漕ぎでたくさんの距離を進むことができますよ~!」

と、レクチャーしてもらっている側から、川の流れにさらわれていく自分・・・。
アレですよ、アレ、私が下手なんじゃなくて、今日は川の流れが速いんですって!

急に飛び跳ねた魚にもビビる自分に、ライターいなも思わず失笑。

11
▲ 気負わず、気軽に楽しんでもらえれば

四国出身の野中さんは、子どもの頃、四万十川で観光客がカヌー体験をしていて興味を持っていました。
大学でカヤックの授業があり、興味津々に受講したのがカヤックを始めたキッカケなのだそうです。

「日頃見ている川だけど、川からの目線になってみると、また新たな発見があって面白いですよ!
それに、川の表情はいつも変わりますから、同じ川で漕いでもまた新たな発見があるんです。
最初は上手く漕ごうって思わなくてもいいんです。カヤックという乗り物がどういう乗り物なのかということを
体感してもらい、気負わず気軽に川から見られる新鮮な風景を楽しんでもらえればと思っています。」

ヒーヒー言っていましたけど、風も気持ちいいし、川面に集う鳥も間近で観察することができ、とても楽しかったです!
これは、オススメの体験ですね。

12
▲ 背中の汗は「冷や汗」です

お店に戻ったら、静岡県グッズをお土産にするもよし、地元の魅力をまとめた「沼津ジャーナル」を手に取って、
読んでみるのもよし。
沼津市を堪能することができるお店でした!

ちなみに、取材を終えて戻ると、他のライター達から「落ちた?ねぇ、落ちた?!」と楽しそうに聞かれました。

※この記事は2014年3月に公開しました

Lot’n
所在地 : 沼津市上土町60 岡田ビル1F
TEL :  055-919-1060
定休日 : 月曜日(祝日の場合は翌日)
営業時間 : 10:00~20:00
URL : http://lotn.jp/

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