温泉に行った時には、風呂上りにコーヒー牛乳を一気飲みするのがお決まり！ライターゆっきぃです。
2月23日は富士山の日！
富士山に関係のある意外なものを使って焙煎したコーヒーがあるとの噂をゲットし、
静岡市清水区にある『トクナガコーヒー』へやってきました。
▲トクナガコーヒーに到着
コーヒーってコンビニや自動販売機ではよく買うけど、コーヒー屋さんって初めてだからなんだか緊張するな～。
▲目移りしちゃう！
店の中はコーヒーの香りでいっぱい！
世界中のコーヒー豆を厳選し、自家焙煎した珈琲豆が40種類以上。
こんなに種類があるなんて知らなかった。
▲支店長 徳永裕人さん、社長 徳永光朗さん、珈琲マスター（主任）徳永吉信さん(左から)
トクナガコーヒーは今年（2014年）で創業65年目になります。
社長は今年でキャリア45年の熟練焙煎士です。
さっそくお目当ての富士山に関係のある意外なものを使って焙煎したコーヒーを発見しましたよ！
▲「富士山溶岩焙煎珈琲 No.1 」グァテマラ、アマレロ（左から）各200g 1,260円
ある意外なものとは、溶岩でした！
トクナガコーヒーでは、熱風式、直火式、炭火焼き式の3種類の焙煎製法を使い分けています。
「新たな焙煎方法で新しい味を生み出せないだろうか？」と誕生したのが溶岩焙煎製法なんです。
コーヒーの個性を引き出した味に仕上がるのだそう。
▲これが富士山の天然溶岩です！
溶岩を見せてもらいましたよ。ゴツゴツしていてひんやり冷た～い！
トクナガコーヒーではこれを小さく砕いて使用しています。
溶岩を使って焙煎するところを見せてもらっちゃおう！
▲レトロな感じがたまらない！
創業当時から受け継がれている焙煎機を半年かけて改良。
下(矢印)の部分に熱した溶岩が敷き詰められています！
どれどれ・・・
▲眩しい！
溶岩を強火で熱すると、遠赤外線と呼ばれる光の熱が出ます。
遠赤外線って、ワタシの愛用しているヒーターに書いてあったような・・・。
（遠赤外線のヒーターを使うと体の芯から温まるよね。）
通常200℃くらいで焙煎するコーヒー豆を150℃～170℃くらいで約15分間じっくりと低温焙煎します。
▲コーヒーの生豆（きまめ）
焙煎する前のコーヒー生豆を見せてもらいました！
見慣れた茶色じゃないと、なんだか不思議な感じだね。
コーヒーの生豆には水分が非常に多く含まれています。
溶岩を使い、遠赤外線の光の熱で低温焙煎する事で、豆に直接火を当てずに水分の多い芯の部分から温めることが出来ます。
「水分の抜けがよくて、豆へのダメージが少ないから、口当たりのいいコーヒーに仕上がるんですよ。」と裕人さん。
いい事いっぱいだな～。
▲いい色、そしていい香り！
パチパチパチと焙煎機から音が聞こえます。
専用のスプーンを使い、真剣な顔つきでコーヒー豆の焙煎具合を細かくチェックする裕人さん。
「ただ機械を回しているわけではないんですよ。それぞれの豆に1番合った方法で焙煎します。
おいしいコーヒーを作るには目と耳と鼻を使うんですよ。」
感覚を研ぎ澄まして作業しているんですね。
焙煎機から茶色く色づいたコーヒー豆が出てきました！
アツアツの湯気と共に深く濃いコーヒーの香り・・・落ち着く～。
焙煎機から取り出したコーヒー豆は、クルクルと回転させながら冷却します。
▲熱くないんですか！？
冷却中のコーヒー豆を一掴みし、手を広げてチェックしている裕人さん。
何をやっているんだろう？熱くないのかな？
「熱いですよ(笑)今、未熟豆を拾っています。」
焙煎しても火が通らない豆や、形の悪い豆を外しています。
トクナガコーヒーではハンドピックと呼ばれるこの方法で、上質なコーヒー豆だけになるように厳選しています。
気が遠くなるような作業だけど、手間を惜しまないから美味しいコーヒーになるんだね。
▲完成！
1粒1粒いい色に仕上がっています。
早く飲みたいな～。と心の中でつぶやくと・・・、
「お店に来て頂いたお客さんには、美味しいコーヒーの淹れ方を教えているんですよ。」と裕人さん。
やったー！
▲意外と知らないことだらけ！
ペーパーフィルター（写真左上）、フレンチプレス（写真右下）の2種類の淹れ方を教えてもらいました。
「コーヒーの抽出は3分以内に終わらせます！」と裕人さん。
時間を掛け過ぎると雑味が出てしまうのだそうです。
家でペーパーフィルターを使ってコーヒーを飲むとき、熱湯を適当にジャージャー淹れていた私がバカでした。
お湯を淹れる時はフィルターのふちのコーヒーの土手を崩さないように注ぐとか知らなかった・・・
▲おいしいコーヒーをケーキと一緒に
富士山溶岩焙煎珈琲を淹れてもらいました！
「ケーキとすごく合うと思いますよ。」と裕人さん。
コーヒーが冷めないうちに頂きましょう！
▲香りを楽しみながら・・・
ひと口飲んだ瞬間ビックリしました。
苦くないし酸っぱくないから、とっても飲みやすい！
富士山溶岩焙煎珈琲は驚くほど丸みがある味わいが特徴です。
後味のキレの良さがとっても爽やか！
▲富士山型コーヒーバッグもあります
豆から淹れるのはちょっと手間がかるので、1個1個パックになっているものもあります。
自分で濃さをアレンジできるからその日の気分に合わせたコーヒーが楽しめるね。
「コーヒーって奥が深いですよ。」と話す素敵な笑顔の裕人さんがとても印象的でした。
みんなにも飲ませてあげたいお気に入りのコーヒーを見つけてしまいました。
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、※この記事は2014年2月に公開しました
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『有限会社 トクナガコーヒー 本店』
所在地 静岡市清水区辻4丁目8-20
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TEL 054-366-6395
定休日 月曜日
営業時間 9:00～19:00
『有限会社 トクナガコーヒー北矢部支店』
所在地 静岡市清水区北矢部町1丁目14-12
TEL 054-351-2388
定休日 無休
営業時間 10:00～19:00
