みなさんこんにちは。寝相が悪く、目覚まし時計をよく壊します。
早起きが苦手なライターゆっきぃです。
松崎町にある老舗パン屋さんに、松崎ブランドに認定されたパンがあるとの情報をゲットし
『清水屋(しみずや)』にやってきました。
※松崎ブランドとは・・・松崎町商工会の松崎ブランド認定委員会で厳正な審査により選ばれた、優れた特産商品
気持ちよく朝日を浴びながら、清水屋に到着しました。
時刻は朝の7時半。
パン作りは早朝から始まってるということなので、さっそくお店の中へおじゃまします。
清水屋は昭和24年に、秀和さんの祖父の友七(ともしち)さんが始めたパン屋さんです。
どちらかというと甘いパンが好きだという秀和さん。
今日は、宜しくお願いします!
なんと、清水屋の創業者の友七さんにもお会いすることができました。
「いらっしゃい。」と、迎えてくれた友七さんは、なんと大正10年(1921年)生まれなのだそうです。
店の中は焼きたてのパンのいい匂い!
お目当てのパンを探すぞー。
ありました!お目当てのパン。
和紙袋に入った「桜葉あんぱん」です!
松崎町は桜葉生産日本一!松崎町のキャラクターのまっちーも桜葉がモチーフになっているんだよ。
いったいどんな風に桜葉が入っているあんぱんなんだろう?
さっそく桜葉あんぱんを作っているところを見せてもらいましたよ~。
パン生地にたっぷのこしあんを詰めているところでした。
「ここらへん(松崎町)で、あんこっていったらこしあんだね。」と秀和さん。
松崎町では、こしあんを使ったパンやお菓子が多いのだそう。
こしあん好きな人は本当のあんこ好き!(秀和さん談)
どうやら松崎町民はこしあん好き(?)ということが判明!(しずふぁん!!調べ)
ワタシあんこ大好きなんです。特にこしあん。
塩漬けの桜葉を1度水で洗い、塩抜きしてからカップの底へ敷きます。
塩抜きをしないとしょっぱすぎるのだそうです。
てっきり、こしあんと一緒にパンの中に入っているものだと思っていました。
桜葉をこうして底に敷くことで、桜葉の香りをそのまま保つ事ができます。
また、オーブンで焼き上げた時にも桜葉の水分が飛ばず、
直接火に当たらないので葉が乾燥してパリパリになってしまうのを防ぐ事ができます。
こしあんを包み終えたパン生地を桜葉の上にセット完了。
こうして見ると柏餅みたいだな~。もっちもち!
ここでいったん作業は終わり。
ホイロと呼ばれる発酵部屋で生地を1時間くらい寝かせます。
この工程で桜葉の香りが生地にしみるんだって。
おやすみなさい!
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~約1時間後~
ホイロから出した生地の上に1つ1つ豆乳を塗ります。
パン生地が焼き上がった時にツヤが出る様にする塗り玉(ぬりたま)という作業です。
仕上げにケシの実をトッピングします。
いよいよ焼き上げです。
焼き上がるまで約10分くらい。待ち遠しいな~。
オーブンに付いている小窓から中を覗いちゃったよ。あちち!
桜葉あんぱんが焼き上がるのを待つ間に清水屋のパンを見てこよーっと。
▲朔(さく)のコロッケパン 1個210円 焼きそばパン 1個158円
お店の中にはいろいろな種類のパンがいっぱい並んでいます。
中でも気になった「朔のコロッケパン」
朔・・・?
あっ!どっかで聞いたことがあると思った。
映画「世界の中心で、愛をさけぶ(通称:セカチュー)」で主人公の朔が食べていたコロッケパンだ!(そのものです)
セカチューは松崎町でも撮影されていたんだよ~!
パンを買いに来た内田さん親子。
娘さんは朝早かったからかとっても眠そうだったね。
清水屋のおいしいパンを食べて、今日も元気に頑張ってね~♪
オーブンからパンを取り出す秀和さん。
奥の方に焼きたてのパンが見える~!
焼きたてのパンの香りと、桜葉の香りのコラボレーション!
早く食べてみたいな~。
「ちょっと待って!焼きたてよりね、数日置いた方が桜葉の味がしみておいしいんだよ。」
と秀和さん。
なるほど!パンは焼きたてに限るって思い込んでたよ。
あせっちゃダメってことね。
3日後、いただいた桜葉あんぱんを開封。
和紙袋を開けた瞬間に桜葉の香りがふわっと広がりますぞ!
パン・こしあん・桜葉の3つとも同時に口に入るようにガブッと食べちゃいます!
フカフカのぱんに、滑らかな舌触りの甘いこしあんと、しょっぱい桜葉がベストマッチ。
5個入りも売ってるから今度はお土産としてみんなに買って行ってあげよう。
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、※この記事は2013年11月に公開しました
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『清水屋』
所在地 静岡県賀茂郡松崎町江奈228-1
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TEL 0558-42-0245
営業時間 6:30~20:00
定休日 日曜日
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