休日は1日中浴びるほどお茶を飲んでいます、ライターげんです。
お酒じゃないから健康的!
ところで、「今日のおつまみ(おやつ)は何にしようかな」と毎回思うのですが、これはお茶飲みにもお酒飲みにも
悩ましい問題です。
そんな人達に、良いおつまみを見つけてきましたよ!
そのおつまみとは、ズバリ「骨」!
え、骨?!
そうです、『株式会社京丸』が製造・販売している『うなぎボーン』です。
その名の通り、ウナギの骨をおいしく食べることができます。
▲ 株式会社京丸 代表取締役 片川喜好(かたかわきよし)さん
もともとウナギの養殖から加工・販売まで一貫して手がけていたという京丸。
「その最中で、普段は廃棄してしまうウナギの骨を、何かもったいないなと思ったのが、うなぎボーンを作るように
なったキッカケでした。」と片川さん。
何とかして製品にしてみようと考え、試行錯誤をしました。
「今でこそ食べられる骨の加工品は多く出回っていますが、当時(1975年頃)は骨を使った製品がほとんど
ありませんでした。だから、どういう風にしたら骨をおいしく食べられるのかが分からなかったんです。
色々と作って試しては、うまく加工できる方法を考えていました。」
▲ 繊細で集中力を使う工程・・・なのに流石はベテラン、この笑顔
うなぎボーンを作るには、まず、うなぎの骨から心臓や血管を取り除かなければいけません。
機械ではなく、1本1本丁寧に、人の目で見て取り除く作業をしなくてはいけないので、
「どうしたって、ここが1番大変な工程ですね。」と片川さんも苦笑い。
そして、食べやすい大きさに骨をカット!
この後は骨の太さによって、製造工程が若干違うんです。
例えば、太い骨のものは一旦蒸して食べやすくしていきますよ。
その次は、味付けをして揚げていきます。
ちなみに現在、うなぎボーンの味は全部で5種類!
唐辛子がピリリと美味しい「辛し付」、そのしょっぱさがクセになる「塩味」・「醤油味」、ツ~ンとしたアクセントが
たまらない「わさび味」、子どもも大好きな「甘口(ゴマ風味)」。
う~ん、どの味を食べようか悩んじゃいますね。
これで、うなぎボーンが出来上がり!
ちなみに、うなぎボーン1袋には約5尾のウナギの骨が使われているとのこと。
意外と使うんですね。
「最近は若い人にも好評を得ているようで嬉しいです。カルシウムやビタミンなどが豊富に含まれているし、
カリコリと食べるのに顎を使いますので、頭にも良い刺激がいくのではないでしょうか、そういった意味で
お子さんにもオススメできる食べ物です。」
おつまみにもいいですが、お菓子感覚でも食べることができそうです。
早速、食べてみました。
カリコリと歯応えのある食感に、香ばしい風味がいいですね~。
あ、お茶が欲しくなってきました!
「名前も色々皆で考えたけれども、何かうなぎ・・・ボーン!って語感がいいでしょ。だから結局そのシンプルな
名前になったんだよ。」と笑う片川さん。
たしかに、覚えやすくてインパクトがあります。
▲ 「今までにないものでしたから難しいこともたくさんありました。」
「ウチはウナギ業界と一緒に大きくなってきました。色んな所でも取り上げてくれて、うなぎボーンの知名度を
更に延ばすことができました。これからも引き続き、商品の拡大に努め、当然ながら安全で安心して食べられる、
そしてお客様に喜んでもらえるように頑張っていきたいです。」
京丸では、うなぎボーンの他に『うなぎのきも』も製造販売しています。
入れるだけでお吸い物に早変わりということで、うなぎボーンと一緒に食べてみたいですね。
いやぁ、次のおつまみタイムが待ち遠しい!
※この記事は2014年3月に公開しました
『株式会社京丸』
所在地 : 藤枝市高洲21-12
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TEL : 054-635-3166
URL : http://www.kyomaru.co.jp/index.html
※ 『うなぎボーン』は、通信販売のほか、サービスエリア等でも購入することができます。