みなさん、こんにちは。
小学生のころ、セロファンを使ったステンドグラス風の工作が大好きでした。
大人になったのだから、本物のステンドグラスを作ってみたい!
そんなライターすずは、静岡市葵区にある『ステンドグラス工房かわもと』にやってきました。
ショーウィンドー越しに、キラキラと輝くステンドグラスが見えます。
写真では見えにくいですが、右側にはいろんな種類のガラスが展示してあります。
キラキラしているものを見ていると、なんだかワクワクしてきました。
店の中に入ると色鮮やかなステンドグラスと共に、かわもとさんがお出迎えしてくれました。
「ステンドグラスの起源はヨーロッパで、その後アメリカに渡りました。ヨーロッパではトランスペアレント
(向こうが透けて見える透明ガラス)しか使っていませんでしたが、アメリカではオパールセント
(向こうは見えない不透明なガラス)を開発し、トランスペアレントグラスもオパールセントグラスも
使って制作していたんです。今ではどちらもほぼ変わりなく使用しています。」
ステンドグラスには、色々な種類があるんですね。
「ガラスには単色、平らなものだけではなく、模様や表面がボコボコしたものもあるんですよ。」
と変わったガラスを見せてくれました。
ブルーとグリーンが混じり合って南国の海みたい。こんなキレイなガラスを使って作品を作って見たいな。
ステンドグラス教室の生徒さん達が何かを作っていました。
見せてもらうとパズルのようなものに、無数の数字が。これはいったい?
「ランプの傘をつくっているんですよ。サイズに合わせてガラスを切って、ぴったりハマるようにガラスを研いで、
銅のテープを巻いて、ハンダ付けしていきます。」と村上さん。
ステンドグラスって、こんなに手間がかかっていたとは知らなかった!
1つの作品を作るのに、こんなに細かい作業が続くと思うと、気が遠くなります。
私もステンドグラス作りたーい!!
でも、簡単な物がいい。と言うことで、オーナメント作りを体験することに。好きなパーツを選んで、組み合わせます。
「不透明なガラスはオパールセントガラスという、アメリカ式のガラスなんですよ。」とかわもとさん。
オパールセントガラスも使って、作ってみようかな。
「ガラスが重なってしまう部分をペンでチェックを入れて、削っていきます。」とかわもとさん。
パズルみたいにぴったりハマるように合わせるんですね。
ギーギギギギッーー
ペンでチェックを入れた部分を削っていきます。
少しずつ様子を見ながら、丁寧に。根気のいる作業です。
形を整えたガラスの周りに銅のテープを貼り、ハンダ付けしていきます。
中学生以来のハンダ付け。結構、楽しくてずっと作業していたくなります。
こういう仕事、向いてるのかも(笑)
完成!
十字架の後ろには、オパールセントガラスを付けました。
上と下のブルーのガラスはテクスチャー(表情)の違う種類のガラスを使ってみました。ちょっと違うのがわかりますか?
デザインだけでなく、ガラスの種類にこだわって自分だけの作品を作るのって楽しいですね。
『ステンドグラス工房かわもと』では、家の窓などのインテリア用のステンドグラスを注文することもできます。
ステンドグラス越しに、キラキラと光りが差し込んでくる。ちょっと贅沢な気分ですね。
私も、いつか家を建てたらステンドグラスの窓をつけてみたいな。
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、※この記事は2013年9月に公開しました
『ステンドグラス工房かわもと』
所在地:静岡市葵区南沼上3丁目11-26
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TEL:054-264-3934
定休日:月曜日、第1、5日曜日
※詳しくはHPをご確認ください。
HP:http://www.glass-kawamoto.jp/